選別技術・ジグコンサルティング事業

選別技術の新たな可能性を追求した
「全工程トータル提案」

より良い選別に必要なものは、選別機の働きを最大限に引き出す前工程。さらに低ランニングコストがもたらす利益は、静脈産業の上流企業にとって必要不可欠。

静脈産業の収益性格差

現状の静脈産業は下流の最終処分場や大規模リサイクル施設のみ収益性が良く、対して廃棄物の収集、保管、運搬など重要な業務に従事する上流企業の収益性は決して高いとは言えない現状です。 その結果、上流企業の中には廃棄物を国外に安価で販売するケースも多く見受けられ、貴重な資源が海外へ流出しております。

収益性向上への鍵

収益性の悪化をもたらしている原因の一つは、収集した廃棄家電等の保管費用と精錬設備までの輸送費用です。 この保管費用、輸送費用には、単価の低いプラスチックのウェイトも大きく、例えば携帯電話のプラスチックは重量で70%、体積では90%もウェイトを占めています。 この廃プラスチックに掛かる膨大な経費をオンサイトで収益に転換することが収益性向上の重要な鍵となっております。

課題を解消する高効率なモバイル型ミニプラント

当社が開発したモバイル型ミニプラントは静脈産業の上流段階で廃家電等から高収益な各メタルを選別、回収するとともに同時に廃棄物発電も行う高効率なシステムです。 メタル濃縮による売却益に加えて、廃プラスチックを活用した発電システム(弊社協力会社様提供)で電力の自産自消が可能になり、更には売電でより収益性の向上が期待できます。
特願2015-204295号

解説動画

ジグの仕組み

水に浮く物でも、水に沈む物でも、JIGの中では、軽い物が「上」に、重い物が「下」に移動します。

ジグの仕組み ABS選別 PVC選別

商用JIG選別室内で最下部に積層するPVC(高塩素濃度プラスチック)

解説動画

水中ジグ

海底JIG:最近、資源の無い国「日本」で、注目を集めている資源が「海底資源」。 熱水鉱床、マンガンノジュール、コバルトリッチクラスト等、耳にしたことがあるのでは? 海底にある資源も、有用な鉱物部分と無用な脈石部分からできています。 海底で、有用な鉱物部分だけ選別濃縮して、母船にあげれば、より経済的で、効率の良い採鉱ができます。水中での有用鉱物濃縮にはTACUBJIG@が最適です。 周りの海水で脈動を起こし、 脈石は元の海底に戻します。浮選のように気泡を作ることも、安定させる薬剤も不要です。
特願2015-211552号

湿式比重選別、軽比重産物

湿式比重選別、軽比重産物/ズリ(白)

重比重産物

重比重産物/鉱石(黒)

湿式比重選別機内の鉱石

湿式比重選別機内の鉱石(黒)とズリ(白)

湿式比重選別機内の鉱石

湿式比重選別機内の鉱石(黒)とズリ(白)

解説動画

ガラスジグ

ガラス選別JIG:近年、いろんなガラスが廃棄され始めました。使われている機材やガラスそのものの経年劣化です。 最終処分場も少なくなった今、ガラスリサイクルは環境保護に最適です。弊社のTACUBJIG@、色選別はできません。 でも、比重差によって鉛ガラスや硬質ガラスを選別回収します。従来のJIGで、選別精度低下の原因であった壁面効果を極限まで無くした「円形JIG」も提案中です。
特願2015-116385号

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